言語文化コミュニケーション専攻は、英語、中国語、そして日本語の言語コミュニケーション能力および異文化コミュニケーション能力研究の育成を基盤としており、その教育課程は、大きく文化・言語・コミュニケーションの三本立てとなっています。
高度な言語の理論研究を行ったり、高度な言語運用技術を身につけたりするには、言語の背後にある文化を知ることが大切です。本専攻は、日本語をはじめ英語、中国語の話者文化を、国家という枠組みではなく、言語使用地域文化として捉え、人文・社会科学的分野から、その文化の背景、特徴および影響・依存などを研究します。
多様な文化間の交流をいろいろな視点から実践的・理論的手法によって理解を深めることにより、国際社会において文化の交流、融合および共生に内側から活躍できる人材を育成します。文化交流に関わる高度な実践研究の能力を備えた日本語教員や、日本語および英語/中国語の言語コミュニケーションの実践教育により知識と技術を身につけた、グローバル/グローカルビジネスにおける通訳・翻訳業務などで活躍する高度な言語運用能力を備えた職業人を養成します。